お寺さん用語辞典
南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ/なむあみだぶつ)
「なもあみだぶつ」、「なむあみだぶつ」、あるいは「なまんだぶ」というお念仏。ご門徒でなくても、耳にされたことがあるでしょう。
では、その意味をご存知でしょうか!?
「阿弥陀仏(あみだぶつ)」は、阿弥陀如来(あみだにょらい)」という仏さまのお名前。
では「南無(なむ)」は?
これもサンスクリット語(仏教が生まれたインドの言葉)の「ナマス」を漢字にあてはめたもので、「頼む」を意味します。
二つをなげて直訳してしまうと、「限りない智慧と命の阿弥陀さまにお願いします」と捉えられがちですが、ちょっとヘンだと思いませんか?
法蔵菩薩は、あらゆる者をもらさず救うという願いを成就し、すでに阿弥陀仏となられています。つまり、私たちが救われることはすでに決まっていますから、私たちがお願いをする必要はないはず…です。
親鸞聖人は「南無阿弥陀仏」のお念仏を、私たちを救おうと立ち上がられた阿弥陀仏の「必ず救う、我に任せよ」のお声であると示してくださいました。
阿弥陀さまの知恵と慈悲への感謝こそが、「南無阿弥陀仏」なのです。
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